2017年7月22日土曜日

水と土の音。

今、ミニトマトとキュウリの苗を育てています。
苗と言っても、種をまくのが遅くて、
まだ指一本分くらいのサイズなので、
「芽」と言ったほうが正確かもしれません。
小さな植木鉢に入れて、庭に置いてあるのですが、
今日はうっかり、水やりもせずに
炎天下のコンクリートの上に出しっぱなしにしてしまいました…!
夜になってからそのことに気づき、あわててジョウロを持って庭先へ。
すっかりしおれているのでは…とヒヤヒヤしましたが…

…だいじょうぶ、
土はさすがに乾いていましたが、
キュウリもトマトも、しゃんと背筋をのばして立ってくれていました。

おお、みんな強い!
待たせてごめんね~!!

と、たっぷり水をかけると…

土が、音をたてて、水を吸い込んでいきました。
土が水を吸い込む音を、はじめて聞きました。
マグカップとそんなに変わらないくらいの、小さな鉢なのに、

「さあああ…しとしとしと…」

と、おだやかな雨が降っているような音がするのです。
その澄んだ音に混じって、こんな音も聞こえました。

「キュウプクプク、キュウプクク…」

かわいくてちょっと不思議な音。

これも、土がたてる音なのか、
それとも、もしかして…
野菜たちが水を吸う音…?!

どちらにしても、

こんな小さな鉢の中でも、
水と空気を呼吸して、生きているものがいる…

そんなことを思った夜でした。

2017年7月20日木曜日

午前三時の合唱団

だいじな作業をしていて、
気づくと、午前三時。
そろそろ戸じまりをして寝なくっちゃ。

そう思って、ガラス窓に近づくと
遠くから、ほんとうに遠くから
かえるの合唱がきこえました。

この町は、どこもかしこも
家がぎっしりならんでいて、
そのあいだにぽつん、ぽつんと
田んぼや畑があるだけなのに、
それでもかれらは、しっかり生きて、
なかまと歌で交信しているようなのです。

かすかに、かすかに聞こえる、
歌声のかさなり。
けろけろ、でもなく、げろげろ、でもなく
「ワゴワゴワゴワゴ…」と、
どことなくやわらかい響きでした。

2017年7月4日火曜日

トケイソウのさがしもの。

最近のお楽しみ。
近所のお庭の、トケイソウを見ること。
ちょっとふしぎな感じのお花です~



トケイソウ、といえば
わたしは「パッションフルーツ」を思い出すんです。
(食べたことないんですけどね(^-^;)

パッションフルーツは、「果物トケイソウ」という植物の実で、
「パッション」という名前は、花の中に、十字架のかたちをした部分があることに
由来しているそうなんですが…


うちの近所のトケイソウ…、
十字架がどこかわからないんです…??(・・;
真ん中にYの字みたいなのはありますが…
見るたんびに、「十字架ってどこ?」と探すのですが、
いまだにお目にかかれません(笑)


ひょっとして、十字架があるのは「果物トケイソウ」だけで、
ふつうのトケイソウにはないのかな…??

…と思ったりもしますが、
めげずに、新しいつぼみが開くたびに「十字架さがし」をしています(^^)

2016年9月13日火曜日

ひとときの魔法

 
ふと顔を上げると、
窓の外が、一面、
鮮やかな薄紅色に染まっていました。
 
見えていたのは、南の空。
 
西の空は、目の覚めるような真っ赤な夕焼け・・・?
 
そう思って、西の窓のカーテンを開けると――
 
くもり空のふちを、太陽が、
淡い黄金色に照らしていました。
 
太陽から遠いほうの空が、鮮やかな色に染まるなんて不思議。
そして、太陽のそばの、黄金色のやさしいこと。
 
外へ行って、もっとよく見よう、と思ったら、
もう、その色合いは消えていました。
 
ひとときの、太陽の魔法でした。
 
 
*♪*♪*♪*
 
ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました。
 
いえ、だって、このblogger、
しばらく画像の出し入れができなかったんです。。。
でも、もう、大丈夫ということだったので、
 ちょこっと書いてみました♪
 
ひと雨ごとに、秋の気配。
急に冷える日もありますが、
お体に気をつけてお過ごしくださいね(^^)
 
 
 
 

2015年8月27日木曜日

だれかさんのお月見


ちょっと出かけてきた、帰り道、
月が、くっきりとまぶしくて。
見上げながら、川沿いの道を歩いていました。
 

家のそばの小さな橋を
わたっていこう、とすると、
橋の上に、ひとかげがありました。
 
そのひとも、じっと、月を見上げているのでした。
気楽そうに、橋のふちに背をもたせて。
 
そのだれかさんのお月見をじゃましないように、
ちょっと回り道してから、帰ってきました。

2015年3月28日土曜日

カーテンのむこうに。

 
カーテンのむこう、に、
 
そらの気配、ほんのり。

透明な水をごくごく飲みながら

 
透明な水をごくごく飲みながら
ふと、グラスをのぞきこんで思う。
 
――なんてきれいな飲み物なんだろう、と。